シンガポールといえば、マーライオンを想像する方が多数を占めますが、チャンギ空港も世界的には有名です。

世界の航空・空港関係の格付け調査を行うスカイトラックス社の調査によりますと、2018年の世界空港ランキングで、シンガポールチャンギ空港が6年連続で総合1位になりました。

その「有名な」チャンギ空港に隣接するショッピングセンター「ジュエル・チャンギ・エアポート」が4月17日に開業します。

当初は昨年12月にオープンする予定でしたが、工期の遅れ等により伸び伸びになっていました。地上10階地下5階と近年稀にみつ大型複合施設になり、日系有名店以外にもアメリカの「ナイキ」が東南アジア最大規模の店舗を開きます。

注目はされると思いますがはたして空港利用客以外の地元の人がわざわざ空港まで飲食やショッピングをしにくるかどうか開けてみてからの動向が気になります。

さて、その「ジュエル・チャンギ・エアポート」内で日系のリテイルや飲食店が進出しております。弊社は採用代行等人事サポートを行っておりますが、「チャンギ」まして空港ということから、そこで働く人たちを確保することが困難となっています。

とある飲食業は今回シンガポールで開業するのが初めてなのですが、昨日店舗の施工をされている方からの情報によりますと、まだ2名しか採用が決まっていないとのことで相当焦っていると聞きました。

弊社は日系のとあるリテイルを担当しています。

ベドックやタンピネス等、東部方面に居住している方を中心に採用活動を行った結果、ある程度店舗を開けるまでの「正社員」は確保できました。

採用活動を通して、感じていることは、飲食やリテイルで働く方は、転職頻度も高く、少しでも待遇面の良いところに流れます。

ある候補者を3回面接しました。この方は飲食もリテイルも双方経験している方で、面接時の受け答えもよく、本人の希望に即した形でオファーレターを出し承諾を得ていました。

入社日当日にオファーレターに基づく雇用契約書を用意し、アドミン担当の方に備品を用意して待機していましたが約束の時間になっても現れず、会社の携帯電話からSMS、電話をしても全く返信がないので、もしかしたら入社日を勘違いして寝ているのかとも思いましたが、30分が経ち一度弊社に戻り会社の固定電話から電話をしたところ、やっと繋がり、「Hi, this is HR department of ….」と「どうしたんだい?」と明るく振る舞おうとしましたが「ブチッ」と電話を即切りされました。

特に深追いしませんでしたが、おそらく他のオファーを受けてそちらに行くことを決定したのでしょう。

競争社会なので他社のオファーを取るのは別に仕方のないことですが、それを連絡してこない、どれだけ採用活動に携わった人たちに迷惑をかけたのかとかは全く考えなかったようです。

もちろん、飲食業やリテイルで活躍されている方は多数いらっしゃいます。ただし、「仕事に就く」というコミットメントはそれほど強くない方もいるのが現状です。

また、やっとのことで入社した方のケースではランチタイムにトイレに行ったきり戻ってこなくなり。行方不明になったケースも存在しています。

足がつかれたとの理由でしたが、座って行う物販業がどこにあるのでしょうか?

それでも小売業の売上高は年々伸びていますので、彼らもちょっときついと他に言ってしまうのでしょう。

このような労働市場の中で光る石を探すのは大変です。

弊社斉藤連載中Daily NNA 2019年3月14日号「東南アジア人「財」羅針盤」より抜粋


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